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Pウォーター Research Memo(6):顧客獲得好調により大幅増収、赤字額拡大は好調の証

発行済 2017-09-13 16:06
更新済 2017-09-13 16:33
Pウォーター Research Memo(6):顧客獲得好調により大幅増収、赤字額拡大は好調の証
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■業績動向

1. 2018年3月期第1四半期の業績動向
プレミアムウォーターホールディングス (T:2588)の2018年3月期第1四半期の売上高は5,929百万円(前年同期比63.8%増)、営業損失419百万円(前年同期は314百万円の利益)、経常損失500百万円(前年同期は290百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失505百万円(前年同期は185百万円の利益)となり、大幅な増収とともに損失計上となった。


売上高の急激な伸びに関しては、2016年7月の経営統合以来、新規顧客の獲得ペースが加速しており、それに伴い保有顧客数が大きく伸びたことが要因だ。
2018年3月期第1四半期の新規顧客契約件数は平均21,688件/月(前年同期は6,719件/月)、2017年6月末の保有顧客数は508,256件(前年同月末は230,788件)となっている。


損失計上に関しては、PETボトルの内製化による製造原価の低減化や、商品の出荷方法の変更等による配送コストの削減により一定のコスト低減効果があったものの、顧客基盤の強化に向けた営業活動の拡大等により販売促進費等を大幅に増やしたことが主な要因である。
同社では2018年3月期を、より大きな成長のために新規顧客を獲得し先行投資をする時期と位置付けており、大きな赤字額は順調に計画が遂行されている証である。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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