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日経平均;20398.63;+131.58TOPIX;1675.27;+10.84
[寄り付き概況]
28日の日経平均は反発でスタートした。
前日の米国市場では、イエレンFRB議長が緩やかな利上げを支持する表明をしたことによる利上げ観測拡大を受け、金融株を中心に買いが先行。
税制改革案の内容を見極めたいとの思惑から弱含む場面もあったが、税制改革案では概ね予想通り法人税減税と税制の簡素化を柱とする内容となり、堅調推移となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の20390円となり、為替相場は1ドル112円70銭台と前日比円安方向に振れて推移している。
これらを受けて、本日の日経平均は買い先行となった。
減税の恩恵を受けるとの思惑から、米ハイテク株が上昇したことなどを受けて、東京エレクトロン (T:8035)やSUMCO (T:3436)等の半導体関連が選好されている。
セクターでは、保険業、繊維製品、金属製品、銀行などが上昇。
売買代金上位では、任天堂 (T:7974)、三菱UFJ (T:8306)、日本郵政 (T:6178)、東京エレクトロン (T:8035)、ソフトバンクG<
9984>、三井住友 (T:8316)、リクルートHD (T:6098)、昭和電工 (T:4004)、ファナック (T:6954)、第一生命HD (T:8750)が上昇。
一方で、ニトリHD (T:9843)、日産自 (T:7201)、スズキ (T:7269)、NTT (T:9432)は下落している。