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クレオ---ラジオNIKKEIマーケットプレス10月30日放送

発行済 2017-11-01 18:17
更新済 2017-11-01 18:33
クレオ---ラジオNIKKEIマーケットプレス10月30日放送
9698
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ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』10月30日放送において、クレオ (T:9698)を取り上げている。
主な内容は以下の通り。



最初に紹介するのは証券コード (T:9698)東証 JASDAQスタンダード上場のクレオです。


クレオは、 パッケージソフトの開発・販売、システムの受託開発、サポート、システムの保守・運用、など、ITサービス全般を取り扱っている独立系のシステムインテグレータです。
設立以来、システムの受託開発から運用サービス、個人向けはがき作成ソフトやERPパッケージの開発など、一般顧客から大手企業まで幅広いエンドユーザーにサービスを提供し、時代の変化に伴って事業やサービス形態を変化させながら、安定成長を続けています。


クレオは2017年4月にグループ再編を行い、同社及び連結子会社4社のグループとなりました。
人事給与・会計パッケージ「ZeeM」等を用いた基幹系ソリューション、システム、ネットワーク、各種業務アプリケーションの受託開発、それらの運用サポートや事務作業、ヘルプデスクを中心としたサポート、サービスの提供を行っています。


クレオの強みは4点あります。
1点目は官公庁や自治体、企業の基幹業務システム、ETC・パーキングなどの組込みシステムなど安定性や安全性が必要なシステムに長年取り組み、スキルやノウハウを蓄積できたことです。
2点目は複数の事業ポートフォリオを持つことで、過去20年間大きく売上を減少させることなく安定的に事業を継続してきたことです。
3点目は長年のシステム開発・運用を通じ、大手優良顧客と強固な関係性が築けたことです。
4点目はこれらの結果、安定的な収益基盤が作れ、優れた財務体質となり無借金経営を実現していることです。


2018年3月期第1四半期の業績は、売上高は25億7,700万円、営業損益は1億1,500万円の損失、経常損益は1億1,100万円の損失となっています。
官公庁向けシステム開発が年度末に納期が集中することや、人事給与、会計ソリューションが新年度からの切替に備えて年度末に導入が集中することなどから第4四半期に売上計上が集中する傾向があります。
このため、第1四半期時点では利益がマイナスとなっていますが、おおむね計画どおりと捉えていて、通期予想は売上高125億円、営業利益4億円、経常利益4億1,000万円、親会社株主に帰属する当期純利益2億8,000万円と2017年5月に公表した予想を据え置いています。


クレオは、2016年12月に2018年3月期から2020年3月期の3ヶ年の中期経営計画を発表しました。
2024年に迎える創業50年を前に、この節目に向けての最初の3年間と位置付け、2017年4月にグループ再編を行い、持続的な成長を可能とするために新たな改革に着手しました。
受託開発事業、システム運用・サポート事業などの安定的な基盤での収益を活用し、ソリューションサービス事業の営業戦略、サービス戦略の見直しや、新規事業に投資するなど、長期的な成長ドライバーとなり得る事業の改革・育成に重点を置き、取り組みを始めています。



ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

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