ダイナック (T:2675)は2日、2017年12月期第3四半期（2017年1～9月）決算を発表した。 売上高が前年同期比0.0%増の262.12億円、営業利益が同31.2%減の2.52億円、経常利益が同54.7%減の2.48億円、四半期純利益が同33.4%増の1.58億円となった。
初進出となる大阪にダイナミックキッチン&バー「響」、素材の産地にこだわった焼き鳥居酒屋「鳥どり」、肉料理もしっかり味わえるカジュアルイタリアン新業態「ポルチェリーノ」など、ゴルフ場レストランを含め6店舗を新規に出店する一方で5店舗を閉店、4店舗を売却し、店舗数は255店舗（業務運営受託店舗6店除く）となった。
売上面では天候不順の影響もあったが、「倶楽部ダイナック（顧客会員カード）」のポイント増量キャンペーンなど様々な販売促進活動を行ったことにより、前年同期と同程度となった。
利益面では、厳しい経営環境に備え、より一層店舗管理コストの最適化に努めたが、採用難による人件費の増、前年に入居ビル建替えによる店舗立退き補償金の受入があったことの影響等があった。
また、4店舗を売却したことに伴う事業譲渡益を計上した。
なお、2017年12月期通期の業績予想については、同日に修正を発表している。
売上高が前期比0.3%増（前回予想比2.2%減）の361.00億円、営業利益が同10.9%増（同16.0%減）の8.40億円、経常利益が同12.1%減（14.4%減）の8.30億円、当期純利益が同43.2%増（20.5%減）の3.50億円としている。