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テラ Research Memo(5):樹状細胞ワクチン療法の症例数減少で減収だが、収益構造改革の効果により損失額は縮小

発行済 2017-12-11 15:05
更新済 2017-12-11 15:33
テラ Research Memo(5):樹状細胞ワクチン療法の症例数減少で減収だが、収益構造改革の効果により損失額は縮小
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■業績動向

1. 2017年12月期第2四半期累計の業績概要
テラ (T:2191)の2017年12月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比39.2%減の638百万円、営業損失が101百万円(前年同期は169百万円の損失)、経常損失が125百万円(同186百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が318百万円(同256百万円の損失)となった。


売上高の減少要因は、細胞医療事業において樹状細胞ワクチン療法の症例数が減少したこと、医療支援事業において細胞培養関連装置の受注販売が減少したことによる。
一方、利益面では主に細胞医療事業での構造改革に伴う人件費や減価償却費等の固定費削減効果により営業損失、経常損失ともに前年同期よりも縮小した。
費用減少の主なものとしては、減価償却費で前年同期比80百万円、販管費項目の中の給与及び役員報酬で同69百万円、貸倒引当金で45百万円の減少要因となっている。
また、治験費用で赤字が続く医薬品事業を除けば細胞医療事業、医療支援事業ともに黒字となっており、収益体質の改善が進んだことがうかがえる。
なお、特別損失として医薬品事業における固定資産(治験用樹状細胞ワクチンの製造設備)の減損損失161百万円を計上したため、親会社株主に帰属する四半期純損失については前年同期よりも拡大している。


期初会社計画との比較で見ると売上高で107百万円、営業利益で171百万円下回った。
売上高に関しては細胞医療事業における症例数が想定以上に減少したこと、また、利益面では前期に発生した延滞債権133百万円の回収が当初想定よりも遅れ、2017年12月期下期以降にズレ込むことになったことが大きい。
延滞債権は複数の提携先医療機関によるもので、現状では今下期に9割程度回収の見込みが立っていると見られる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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