プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

イノベーション Research Memo(9):将来は東証1部への上場を目指す

発行済 2017-12-19 15:09
更新済 2017-12-19 15:33
イノベーション Research Memo(9):将来は東証1部への上場を目指す
3970
-
■株主還元策

イノベーション (T:3970)は株主への利益還元を重要な経営課題として位置付けているが、現在は財務基盤の強化や今後の成長に向けた開発投資に優先的に資金を振り向けていく段階にあると判断しており、配当を実施していない。
配当実施の目途としては、経常利益で500百万円を達成した段階が1つの目安になるとしている。
また、将来的には東証第1部への上場を目指している。
現在は株式の流動性が低く、1日当たりの出来高が少ないことが課題となっている。
2017年7月1日付で株主数の増加と株式の流動性を高めることを目的に1:2の株式分割を実施したが、業績と連動して株価も低迷したことから、2017年9月末の株主数は765名(同年3月末696名)とさほど増えていない。
当面は業績を成長路線に戻すことで、売買高の活性化を図り流動性を高めていきたい考えだ。
また、マザーズ市場から市場変えをする際には、株主数を増やしていく必要があるため、株式売出しや株式分割、株主優待などの導入も検討課題になると思われる。



■情報セキュリティ対策
同社は情報セキュリティ対策として、個人情報保護に関するプライバシーマークを2005年に取得しているほか、クラウドサービスの情報セキュリティマネジメントの国際規格となる「ISO27017:2015」の認証を2016年12月に取得しており、情報セキュリティの管理体制については業界でも先頭に立って整備を進めている。
なお、クラウドインフラについて、現在はAWS(アマゾンウェブサービス)を利用しており、サーバーについては国内2拠点に配置しリスク分散を行っている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます