■アイビーシー (T:3920)の事業概要
同社製品のように100社を超えるマルチベンダー対応で、使い勝手の良い純国産の性能監視ソフトウェアは類がない。
さらに「System Answer」と相乗効果のある周辺ソリューションの拡充、ワンストップサービスの提供、自社エンジニアによる手厚い顧客サポート体制も好評で、ライセンス販売における継続利用率は極めて高い。
このため利益率の高いライセンス販売収入が積み上がるストック型ビジネスモデルだ。
売上総利益率は2013年9月期が80.3%、2014年9月期が85.4%、2015年9月期が89.5%、2016年9月期が84.7%、2017年9月期が82.7%、売上高営業利益率は2013年9月期が16.5%、2014年9月期が26.8%、2015年9月期が32.7%、2016年9月期が25.6%、2017年9月期が15.4%である。
2012年9月期までは「System Answer」アプライアンス販売(ハードウェアにソフトウェアを組み込んで販売)が中心だったため、販売先が一定規模以下に限定されていたことに加えて、ハードウェア仕入にかかる売上原価が計上されていた。
しかし2013年9月期から「System Answer G2」ソフトウェア単品販売に重点シフトしたことに伴い、販売先の規模が拡大するとともに販売数が大幅に伸長した。
加えてハードウェア仕入比率が低下したことにより売上原価が圧縮され、売上総利益率が上昇する一方で販管費比率が低下し、売上高営業利益率が大幅に上昇した。
なお2017年9月期は、業績欄で後述するように、一時的な売上構成変化や積極投資で利益率が低下した。
ただし高水準を維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)
同社製品のように100社を超えるマルチベンダー対応で、使い勝手の良い純国産の性能監視ソフトウェアは類がない。
さらに「System Answer」と相乗効果のある周辺ソリューションの拡充、ワンストップサービスの提供、自社エンジニアによる手厚い顧客サポート体制も好評で、ライセンス販売における継続利用率は極めて高い。
このため利益率の高いライセンス販売収入が積み上がるストック型ビジネスモデルだ。
売上総利益率は2013年9月期が80.3%、2014年9月期が85.4%、2015年9月期が89.5%、2016年9月期が84.7%、2017年9月期が82.7%、売上高営業利益率は2013年9月期が16.5%、2014年9月期が26.8%、2015年9月期が32.7%、2016年9月期が25.6%、2017年9月期が15.4%である。
2012年9月期までは「System Answer」アプライアンス販売(ハードウェアにソフトウェアを組み込んで販売)が中心だったため、販売先が一定規模以下に限定されていたことに加えて、ハードウェア仕入にかかる売上原価が計上されていた。
しかし2013年9月期から「System Answer G2」ソフトウェア単品販売に重点シフトしたことに伴い、販売先の規模が拡大するとともに販売数が大幅に伸長した。
加えてハードウェア仕入比率が低下したことにより売上原価が圧縮され、売上総利益率が上昇する一方で販管費比率が低下し、売上高営業利益率が大幅に上昇した。
なお2017年9月期は、業績欄で後述するように、一時的な売上構成変化や積極投資で利益率が低下した。
ただし高水準を維持している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)