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反発で売買代金は任天堂に次ぐ第2位。
本日は売出株の受渡期日となっており、売買代金が膨らむ状況となっている。
大株主のダノンが1835万800株を売り出し、同時にオーバーアロットメントによる上限155万8000株の売り出しも実施する。
ここまで需給懸念で株価は調整、需給の最悪期を通過することで、押し目買いも活発化しているようだ。
ダノンの保有比率が大幅に低下することで、今後の経営の自由度の高まりなども期待されているようだ。
ライクKN (T:6065):2363円(+400円)
ストップ高。
前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は6.2億円で前年同期比2.7倍と急拡大、主力の公的保育事業で認可保育園や学童クラブなどの新規開設数が増加したこと、補助金の増額などが背景となっている。
多くの施設における契約更改の成功なども寄与。
また、3月31日を基準日として1:2の株式分割を実施すると発表したこともプラス材料視されている。
イノテック (T:9880):1361円(+71円)
大幅続伸。
来3月期営業利益が今期予想比7割増の18億円程度になる見通しとの観測報道が伝わっている。
IoTの普及やデータセンター向け投資増など半導体需要の拡大に伴い、半導体検査装置のブローブカードが伸長するもようだ。
季刊誌予想なども上回る水準にポジティブなインパクトが先行。
なお、海外関連株高なども半導体製造装置各社には追い風となっている。
良品計画 (T:7453):36900円(-1100円)
大幅続落。
ジェフリーズ証券では投資判断を新規に「アンダーパフォーム」、目標株価を30300円としている。
国内売上成長は既にピークを打ち、四半期業績モメンタムはそれを反映することになるとみている。
また、過去において一定のバリュエーションを超えると株価はアンダーパフォームする傾向にあるが、足元はその圏域内にあり、小さな悪材料が失望と認識され、利益確定が起こりやすいだろうと指摘している。
シルバーライフ (T:9262):6070円(+510円)
大幅に3日続伸。
1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。
基準日は4月30日(実質的には27日)。
投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資家層の拡大と株式の流動性向上を図る。
なお、同時に発表した17年8月-18年1月期(第2四半期累計)決算は営業利益が2.68億円だった。
18年7月期の通期業績については、営業利益で前期比12.0%増の5.32億円とする従来予想を据え置いている。
ニューフレア (T:6256):7240円(-430円)
大幅に3日続落。
クレディ・スイス証券が投資評価「UNDERPERFORM」を継続し、目標株価を従来の5740円から5100円に引き下げている。
直近の堅調な同社株価は、競合企業のマルチビームの開発が遅延しているとの見方、またシングルビームの需要拡大への期待の2点によると指摘。
しかし、クレディ・スイス証券の見解は異なり、マルチビームは競合企業に遅れをとり、シングルビームの需要は長期的に減少するとみているようだ。
ラクオリア創薬 (T:4579):2056円(+67円)
反発。
旭化成ファーマとの共同研究において、マイルストン達成に伴う一時金の受領が確定したと発表している。
具体的な達成条件や金額等は非開示。
同社は16年3月に旭化成ファーマと共同研究契約を締結し、両社は新規疼痛治療薬の創出を目指して、特定のイオンチャネルを標的とした創薬研究を推進してきた。
3月12日、旭化成ファーマにより共同研究成果が本契約に基づいた最終段階の水準に達したことが認定されたという。