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1. ビジネス・アナリティクス市場の見通し
ALBERT (T:3906)が属する国内のビジネス・アナリティクスの市場規模は2016年の2,340億円から2020年には3,691億円と約1.6倍に拡大、年平均成長率では約12%増と2桁成長で伸びていくと予測されている。
AIやIoTを活用したサービスがBtoCやBtoB、BtoE等様々な分野で今後も広がっていくと見られるためだ。
企業にとっては新規ビジネス創出、あるいは社内の生産性向上ツールとしての導入が進むと予想される。
一方で、こうしたサービスを提供、あるいは開発するためのデータサイエンティストが圧倒的に不足しているという課題がある。
このため、今後はビッグデータ分析力やアルゴリズムの開発力だけでなく、データサイエンティストというリソースをいかに拡充していくことができるかが、AI関連サービスを提供する企業の成長のカギを握っていると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)