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シャノン Research Memo(5):収益拡大が見込まれる2019年10月期以降、財務体質も改善方向に

発行済 2018-07-18 15:05
更新済 2018-07-18 15:20
シャノン Research Memo(5):収益拡大が見込まれる2019年10月期以降、財務体質も改善方向に
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■シャノン (T:3976)の業績動向

2. 財務状況と経営指標
2018年10月期第2四半期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比8百万円増加の1,033百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が79百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が93百万円減少した。
また、固定資産では「シャノンマーケティングプラットフォーム」の機能強化のための開発等によるソフトウェア及びソフトウェア仮勘定が32百万円増加した。


負債合計は前期末比58百万円増加の727百万円となった。
支払手形及び買掛金が18百万円減少した一方で、有利子負債が75百万円増加したことによる。
また、純資産は前期末比50百万円減少の306百万円となった。
親会社株主に帰属する当期純損失51百万円を計上したことが減少要因となった。


経営指標を見ると、経営の安全性を示す流動比率は前期末の139.5%から140.0%とやや改善したものの、自己資本比率が34.8%から29.6%に低下し、また、有利子負債の増加によって有利子負債比率が115.3%から159.1%に上昇するなど財務体質はやや悪化した格好となっている。
第2四半期末の現預金は313百万円と当面の運転資金は確保しているものの、開発投資資金等も含めた経営の余裕度を持たせるため有利子負債はもう少し上積みする予定となっている。
2019年10月期以降、業績が軌道に乗ってくれば資金繰りにも余裕が出てくると見られ、財務体質も改善方向に向かうと予想される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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