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日経平均;22863,30;+69.11TOPIX;1757.48;+6.27
[後場の投資戦略]
目先のトレンドとしては23000円を再び突破するシナリオが濃厚となっているものの、5月21日、6月12日と直近で23000円台を付けた局面と比べると今回の戻り相場はインデックス主導であることから売買高が総じて低水準である。
また、足元の輸出関連銘柄持ち直しのきっかけとなった円安進行が一服しているほか、米中貿易摩擦の影響に対する過度な警戒感は後退しつつあるが、こちらも完全に懸念が払しょくされているわけではない。
これらの外部環境を背景に、来週から始まる決算発表本格化を前に後場は様子見ムードが強まる可能性がありそうだ。
物色としては、足元で買い戻しが目立つ三菱電機 (T:6503)や安川電 (T:6506)、ダイフク (T:6383)といったFA(工場自動化)関連や、国内大手がイラン原油輸入停止へ調整と伝わった出光興産 (T:5019)などの石油元売り各社などの前場で戻り売り圧力にも負けずに堅調な動きを見せた銘柄群へと追随する動きは引き続きみられよう。
(雲宮 祥士)