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方向感定まらず、中国株動向を注視

発行済 2018-11-15 12:16
更新済 2018-11-15 12:20
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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21791.87;-54.61TOPIX;1638.09;-3.17

[後場の投資戦略]

 前週末にかけて低下傾向にあった米VIX指数は週明けから警戒領域とされる節目の20を再び超えてきているほか、日経平均ボラティリティ・インデックス(VI)も、節目の20を週明けに割り込んだものの、再び水準を切り上げている。
今月末に開催予定となっているG20首脳会議での米中首脳会談への期待が根強いなか、一部メディアによって中国が米国側からの通商改革要請に書面で回答したとの報道が伝わったものの、東京市場の反応は限定的となっている。
東証1部において、外部環境が不透明ななかで関心が向かいやすい内需・ディフェンシブ銘柄の株価動向もまちまちであり、物色対象としても、方向感が定まらない格好となっている。
後場は、戻り基調の中国株の動向を受け、海外勢のフローに一段と振らされやすくなろう。


 他方、信用評価損益率が追証の発生し始める水準とされる-10%から改善基調にあるなか、個人投資家中心に東証1部の小型株や、JASDAQ市場やマザーズ市場の銘柄などに対しての物色は盛んになっている。
決算後にいったん買われたメルカリ (T:4385)やMTG (T:7806)といったマザーズ主力級の銘柄の戻りの鈍さから、本格的なセンチメント好転とは言いにくいものの、東証1部の銘柄に対する物色が定まらないなかでは、短期資金は値動きの軽い銘柄へと向かいやすくなろう。

(雲宮 祥士)

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