本日のマザーズ市場では、日経平均が500円を超える下落となったことで投資家心理が悪化し、目先の利益を確定する売りが優勢となった。 また、過去最大級のIPOとして注目される今月19日上場のソフトバンク {{|0:}}が今週からブックビルディング期間に入っており、中小型株にも資金確保を目的とした換金売りが出ているとの見方もあった。
ただ、このところマザーズ市場のけん引役となっているサンバイオ (T:4592)や一部のバイオ株などは人気が続き、指数の下支えとなった。
なお、マザーズ指数は8日ぶり反落、売買代金は概算で953.31億円。
騰落数は、値上がり59銘柄、値下がり201銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、ＡＬＢＥＲＴ (T:3906)、イーソル (T:4420)、メルカリ (T:4385)、ＪＩＡ (T:7172)、ＳＯＳＥＩ (T:4565)などがさえない。
また、ＳＭＮ (T:6185)やキャリア (T:6198)は利益確定売りがかさみ、マザーズ下落率上位に顔を出した。
一方、前述のサンバイオやオイシックス (T:3182)、ＵＵＵＭ (T:3990)、はてな (T:3930)などが堅調。
バイオ株ではオンコリス (T:4588)が商いを伴って急伸し、一時ストップ高を付けた。
また、レアジョブ (T:6096)やアクアライン (T:6173)はストップ高水準で本日の取引を終えた。
レアジョブは公開された決算説明会の内容などをポジティブ視する向きがあり、アクアラインは一部メディアで取り上げられたことで関心が向かったようだ。