🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

天昇電 Research Memo(5):人材、設備への投資を継続し持続的成長を図る

発行済 2018-12-27 15:35
更新済 2018-12-27 15:40
天昇電 Research Memo(5):人材、設備への投資を継続し持続的成長を図る
6776
-
■中長期の成長戦略

1. 人材・設備への投資を積極的に行い、安定した企業としての足場を固める
天昇電気工業 (T:6776)は特に中期経営計画等は発表していないが、以下のような目標を掲げて、必要な施策を実行していくと述べている。


(1) 持続的な成長が可能な企業体質への足場固め
そのために人材の採用は積極的に行い、設備への投資も継続する。


(2) 内需型の製品を拡充し、自動車向けの比率を下げる
現在は売上高の約55%が自動車向けとなっているが、この比率を約35%程度までにすることを目標としている。
これは、自動車向けの売上高を減らすのではなく、内需型の製品を拡充して全体の売上高を増加させることで、相対的に自動車向けの比率を下げようというものだ。


2. サイバーセキュリティ対策について
昨今、世間で懸念されているサイバーセキュリティへの対応について同社では、一般的なファイアーウォール、アンチウィルス等の対策を講じている。
また、諸々のシステム投資は継続的に行い、サイバー対策の強化も進めている。


■株主還元策

前々期は9年ぶりに復配(年間3円)。
今後は更なる増配を目指す
同社は2016年3月期までの9年間は業績が不振であったことから無配を続けていた。
しかし前述のように2017年3月期には大幅増益を達成、収益基盤も安定してきたとの判断から、年間3円の復配を果たし、今期(2019年3月期)も年間3円の配当を予定している。
しかし経営陣は、「復配したとはいえ、決して高い水準ではないので、今後も業績を安定させ少しずつだが増配をしたいが、足元の事業が好調であることから、設備投資を優先することも有り得る」と述べており、今後の業績動向、設備投資計画や配当水準には注目する必要があるだろう。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます