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イデアインター Research Memo(6):シカタのフル連結により、2019年6月期は大幅増収増益の計画

発行済 2019-02-05 15:16
更新済 2019-02-05 15:21

■今後の見通し● 2019年6月期の業績見通しイデアインターナショナル (T:3140)は2019年6月期通期について、売上高14,000百万円(前期比55.3%増)、営業利益620百万円(同49.4%増)、経常利益400百万円(同36.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益250百万円(同15.7%減)を予想している。

これらの予想数値は、第1四半期決算を終えた時点で変更はない。

なお、第2四半期(上期)の予想は公表していない。

売上高は前期比約50億円の増収となる計画だ。

2018年2月期のシカタの売上高が約50億円だったとみられるため、同社本体のオーガニックグロースが想定されていないように見えるが、BRUNO事業、MILSTO事業ともに順調に伸びているのは前述のとおりだ。

この売上高予想については、シカタの売上の約80%を占めるOEM事業が顧客からの受注動向で大きく変動する性質があるためその点を慎重に想定したことや、OEM事業を抑制して同社本体からの受注増に伴う生産キャパシティの確保を織り込んだことなどが、その背景にある可能性がある。

利益については、シカタとのシナジー追求の実質初年度で効果の本格的発現が期待しにくい一方、ブランド認知度向上やEC売上拡大に向けた先行投資的費用の投下、積極的な新規出店による費用増、及びシカタのOEM事業の上乗せに伴うプロダクトミクス悪化などによって売上総利益率は前期の45.8%から今期は40.8%に低下する計画となっている。

OEM事業は販管費の負担が小さいため、販管費率は逆に前期の41.2%から今期は36.4%に改善する見通しだが、営業利益率は前期の4.6%から今期は4.4%に横ばい圏での推移が見込まれている。

今期の注目ポイントは、シカタとのシナジー追求の取り組みの進捗、EC売上高の拡大、海外展開の進捗だと考えている。

今期中の動向が中期経営計画の成否を占う大きなヒントになるとみている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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