プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

アルプス技研 Research Memo(3):積極的な新卒採用及び早期稼働による稼働人数の拡大が、業績の伸びをけん引

発行済 2019-03-25 16:13
更新済 2019-03-25 16:22
© Reuters.  アルプス技研 Research Memo(3):積極的な新卒採用及び早期稼働による稼働人数の拡大が、業績の伸びをけん引
4641
-

■業績動向1. 過去の業績推移(連結)これまでの業績を振り返ると、技術社員数の拡大とともに順調に伸びてきた。

特に、2014年12月期以降は、厳しい採用環境が続くなかで、毎年250名前後の新卒を採用するとともに、早期稼働を実現してきたことが業績の伸びをけん引している。

専門性の高い分野で毎年約250名規模の新卒や80名規模(2018年12月期実績)のグローバルエンジニアを採用するとともに、早期に育て上げ、高い稼働率を維持してきたのはアルプス技研 (T:4641)ならではの成長モデルと言えるだろう。

また、連結子会社であるアルプスビジネスサービスとの連携や海外事業の拡大、2016年9月に連結化したパナR&Dも連結業績の伸びに貢献している。

損益面でも売上高の拡大に伴って増益基調をたどり、営業利益率も改善してきたが、ここ数年は10%を超える高い水準で推移している。

また、財務面では、「現金及び預金」の増加などに伴って総資産が拡大し、自己資本比率は若干低下傾向にあるものの、60%以上の水準を確保している。

一方、資本効率性を示すROEも年々上昇しており、2018年12月期は20%を超える水準に到達していることから、同社の財務内容は極めて優れていると評価できる。

また、潤沢な手元流動性(現金及び預金)は不測の事態に対するバッファーになるとともに、成長に向けた戦略の幅を広げることから、今後の動向にも注意する必要がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます