トライステージ (T:2178)は29日、2019年2月期通期の業績予想の修正ならびに、2019年2月期個別決算の特別損失計上を発表した。
2019年2月期通期の連結業績予想(2018年3月-2019年2月）は、売上高で前回予想比1.2%増の538.43億円、営業利益が同23%増の8.09億円、経常利益が同145.3％増の2.72億円、親会社株主に帰属する当期純損失が9.92億円（前回予想は11.79億円の損失）と上方修正した。
通期の連結業績について、売上高では、テレビ事業（個別業績）において顧客企業のメディア出稿意欲が見通しを上回ったこと、DM事業において取扱通数が引き続き伸長したこと、WEB事業において顧客企業の開拓が順調に進んだことなどにより、前回公表の予想を上回る見通しとなった。
利益面でも、テレビ事業において収益性が更に改善したこと、WEB事業における先行投資費用の一部削減等により、前回公表の予想を上回る見込みとなった。
また、個別業績において、同社の連結子会社である日本ヘルスケアアドバイザーズについて、関係会社株式評価損として特別損失に4.83億円を計上する見込み。
個別業績予想に織り込んでいるが、連結決算では消去されるため連結業績への影響はないとしている。