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アンビション Research Memo(6):不動産テック各種ツールを積極導入し業界の効率化をリード

発行済 2019-04-17 15:06
更新済 2019-04-17 15:21
© Reuters.  アンビション Research Memo(6):不動産テック各種ツールを積極導入し業界の効率化をリード
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■中長期の成長戦略AMBITION (T:3300)は不動産テックの分野で先駆者的存在である。

これまで導入をしてきたITツールとしては、ホームオートメーション(住宅のIT化)から不動産営業の効率化ツールまで様々である。

homepia(ホームピア)・VERIOT(ヴェリオ)はスマートフォンのアプリで、自宅や外出先からでもお風呂の給湯、各家電の操作が簡単にできる。

給湯まで連携した仕組みは画期的であり、他社との差別化につながっている。

チャットツール、AIチャットの導入も早くから行っており顧客満足度の向上と業務効率化の両方で効果が顕在化している。

AIを活用することで、夜間や休日であってもビジネスチャンスを逃さない効果もある。

同社は現在RPA(Robotic Process Automation)の活用に本格的に取り組んでおり、社内業務の効率化が実証され始めている。

ロボットによる業務の自動化を行うことで、入力データの転記や銀行入金情報の確認などの労働集約的な業務を効率化し、働き方改革の実現を目指す。

同社での利用実績をもとに、RPAを不動産業界に普及させる事業(外販)を計画しており、2020年6月期には外販事業が開始される予定だ。

仲介業者専用サイト・契約進捗管理自動化システム「CPMA (Contract Process Management Automation)」は、同社(管理会社)と仲介会社との日々の膨大な仲介業務を簡素化するソリューションである。

空室確認、内見、契約進捗管理をWEBで一元管理し、顧客との対応時間を増やすことで顧客満足度アップを実現する。

リリースから約4ヶ月の2019年1月時点では、3,067件の不動産業者の登録(無料)があり、現場で役立てられている。

2018年12月に同社は、ITテクノロジーセグメントを新たな収益源とする取り組みの一環でPCドクターズを完全子会社化した。

PCドクターズの主要業務はソフトウェア開発、ITインフラ開発、PCメンテナンス等で、今後不動産業界向けのシステムを開発し販売する上での、中核となる戦力として期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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