16日のマザーズ指数は反落となった。
本日のマザーズ市場は朝方から売り先行の動きとなった。
トランプ米大統領が、国家安全保障上にリスクをもたらす通信機器の国内企業による使用を禁止する大統領令に署名したことなどが伝わり、米中貿易摩擦への警戒感が再び高まる格好となった。
一方、前場中ごろから開始された中国株が底堅い動きになったことから、個人投資家によるマザーズ銘柄に対する押し目買いの動きも確認された。
しかし、本格的なセンチメント好転には至らず、マザーズ指数の戻りは鈍かった。
なお、売買代金は概算で1077.20億円。
騰落数は、値上がり91銘柄、値下がり184銘柄、変わらず9銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、うるる (T:3979)が18%安となり、値下がりトップになったほか、ストップ安比例配分のCRGホールディングス (T:7041)、前場なか頃にかけてストップ安水準まで売り込まれたFRONTEO (T:2158)などがそれに続いた。
売買代金上位では、直近IPO銘柄のカオナビ (T:4435)がストップ高となったほか、そーせい (T:4565)、インパクト (T:6067)、日本ホスピス (T:7061)、トビラシステムズ (T:4441)、アドベンチャー (T:6030)などが上昇した一方で、アンジェス (T:4563)、ALBERT (T:3906)、ファイバーゲート (T:9450)、オイシックス (T:3182)、UUUM (T:3990)は軟調であった。