🔥 プレミアムなAIの力による株式選択を、InvestingProから今なら最大50%引き特別セールを請求する

馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:マイナンバー関連の中でもセグメント化!

発行済 2019-07-02 11:13
更新済 2019-07-02 11:21
© Reuters.  馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術:マイナンバー関連の中でもセグメント化!
9928
-
3919
-
3857
-
8157
-
3692
-
3628
-

皆さま、こんにちは。

フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。

『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、最新のニュース情報も交えながらお話しする連載です。

■マイナンバーカード人気の第2波到来に期待6月4日に首相官邸でデジタル・ガバメント閣僚会議が開催され、マイナンバーカードの普及に向けた総合的な対策が決まりました。

マイナンバー関連と言っても、ソフト販売、システム開発、システムインテグレータ、セキュリティ、マイナンバー関連のサービスを展開しているなど、セグメント化でき、切り口は様々ですので、銘柄ごとに何を得意としているのかを見分ける必要がありそうです。

2021年3月から健康保険証として使えるように、2022年度中に全国ほぼ全ての医療機関が対応できるよう国がシステム整備を支援するほか、2021年分の確定申告からはカードを使って簡単に医療費控除の手続きもできるようになります。

マイナンバーカードの機能アップは医療・納税分野だけでなく、2020年度からはカードに電子マネーを貯めて買い物が可能となるほか、国からポイントの還元が受けられる仕組みも導入されます。

マイナンバーカードの普及に向けて国家・地方公務員は2019年度中にカードを取得するよう促す計画も推進するようです。

そのため、マイナンバー関連に付随するサービスを展開できる企業を見ていくと広がりがありそうです。

2017年のマイナンバーカード導入では、その前後に株式市場の有力テーマとなりました。

今回、マイナンバーカードの機能拡充が動き出したことで、「マイナンバーカード人気の第2波到来」が期待されます。

そこで、関連の銘柄を見てみましょう。

■マイナンバー関連のサービスを展開している銘柄ミロク情報サービス (T:9928)は、働き方改革やIT導入補助金等の分野、経費精算、勤怠管理等の業務を効率化するクラウドサービスやクラウド型会計・給与サービスにおいて、顧客ニーズに即した機能改良等を行っています。

なかでも、マイナンバーに関わる業務を効率化したいという企業ニーズを反映した管理システムを拡販している点が強みだと言えます。

5月10日に決算発表をしていますが、19.3期の売上高は前期比13.5%増の313.17億円、営業利益は同15.2%増の51.67億円、経常利益が同14.2%増の50.56億円となっております。

■セキュリティ系のマイナンバー関連銘柄マイナンバー関連では情報セキュリティの問題が焦点となりやすく、技術的な対応が必要となってくることから、マイナンバーの管理・セキュリティ対応で実績豊富であるラック (T:3857)も注目です。

5月13日に決算発表をしましたが、19.3期経常は24.1億円になり、20.3期は前期比4.9%増の25.30億円に伸びを見込んでおり、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しです。

また、サイバーセキュリティソフトの開発、販売に強みを持っているFFRI (T:3692)は、同社製品「FFRI yarai」が徳島県のネットワークに導入されています。

「FFRI yarai」は未知のウイルス検知に強いヒューリック技術を駆使した自社開発のセキュリティ製品で、徳島県ではマイナンバーへの対応が必要な県庁総合ネットワーク計5,200台に導入されています。

■その他のマイナンバー関連銘柄グループ企業がマイナンバーカードを使ったネット投票システムをつくば市に提供しているパイプドHD (T:3919)や、データヘルスに強くマイナンバーと医療の紐付けでメリットを持つデータホライゾン (T:3628)、マイナンバー対応のソリューション手掛ける都築電気 (T:8157)などが挙げられます。

今後は、マイナンバー関連の銘柄ごとの選別が進むと思われます。

(その他の代表的な『マイナンバー関連』の銘柄リストは、『マネックス証券トレードステーションのHP コラム・レポートのページ』からダウンロードできます。

)次回も、このような形で、話題のニュースから読み解いたテーマとトレードステーションのツールについてお話しします。

※「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStation Groupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしたものです。

開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。

(フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます