本日のマザーズ指数は反発となった。
前日の米国市場にて主要3指数が揃って反発をみせるなか、日経平均と同様に朝方はマザーズ市場にも買いが波及した。
しかしその後は、トランプ米大統領による華為技術(ファーウェイ)との取引継続を認める発言や米ゴールドマン・サックスによる米半導体製造装置メーカーの投資判断引き上げを背景に、東証1部の値がさハイテク株に対する物色が主体であった。
これにより、マザーズ銘柄の商いは薄い地合いが継続し、物色も一部の個別材料株に対する短期物色に留まった。
なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で758.49億円。
騰落数は値上がり168銘柄、値下がり106銘柄、変わらず16銘柄。
個別では、そーせい (T:4565)が昨日に続きマザーズ売買代金トップにランクイン。
業績予想の下方修正を発表後に悪材料出尽くしとの見方から買いが入ったJIA (T:7172)や昨日に続き連日のストップ高となったメディア工房 (T:3815)、サブスクリプションサービスの利用企業が300社を突破したクックビズ (T:6558)などが10%以上となる大幅高に。
また、吉本興業問題を受けて思惑買いの向かったUUUM (T:3990)が大幅に続伸し、国内大手証券による投資評価の引き上げの動きからTKP (T:3479)も、一時前日比285円(6.1%)高の4935円まで上昇する場面があった。
そのほか、MTG (T:7806)やテックポイント・インク (T:6697)が上昇率ランキング上位に入った。
一方で、マネーフォワード (T:3994)が値下がり率トップとなったほか、ロゼッタ、富士山マガジンサービス (T:3138)、フィル・カンパニー (T:3267)などが5%近くの下落になった。