本日のマザーズ指数は3日続伸となった。
トランプ大統領による発言から米中貿易摩擦の懸念が再び嫌気されたことから、昨日の米国市場は主要3指数が揃って下落。
米中協議への期待感の後退に伴って個人投資家のセンチメントが悪化し、マザーズ指数は下落してスタートした。
しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に次第に様子見ムードが強まり、日経平均が下げ渋るなか、値幅取り狙いの短期資金はマザーズ市場へと向かった。
なお、売買代金は概算で671.37億円。
騰落数は、値上がり131銘柄、値下がり140銘柄、変わらず20銘柄となった。
売買代金では本日マザーズ市場に上場したツクルバ (T:2978)がトップになり、続いて2日前に上場したブシロード (T:7803)が2位にランクイン。
その他では、メルカリ (T:4385)が鹿島アントラーズ運営会社の株式取得を発表し関心を集めた。
値上がり率ランキングでは、昨日の反発からかメディア工房 (T:3815)が59円(+12.39%)高の535円とトップにランクイン。
また、29日好調な決算を発表したエリアリンク (T:8914)が141円(+12.26%)高の1291円と大幅続伸して2位に続いた。
その他では、キャンバス (T:4575)、弁護士ドットコム (T:6027)、バリューゴルフ (T:3931)、アルファポリス (T:9467)などが値上がり率上位に並んだ。
一方で、値下がり率ランキングでは、インパクト (T:6067)が700円(-18.23%)安の3140円と大幅に4日続落とトップになり、昨日引け後に発表された決算が嫌気されたプロパティデータバンク (T:4389)が92円(-9.26%)安の902円と続いて2位にランクイン。
その他では、アプリックス (T:3727)や、アクセルマーク (T:3624)、シノプス (T:4428)などが値下がり率上位に入った。
なお、前述した本日上場のツクルバの初値は公開価格と同じ2050円となり、初値形成時の出来高は48万1100株だった。