7日のマザーズ指数は小幅続伸となった。
前日の米国市場において、クドロー米国家経済会議(NEC)議長の発言などを受けて米中対立への懸念が和らぎ、NYダウが6日ぶりに反発。
この流れから、本日のマザーズ市場は朝方から底堅いスタートとなった。
一方、円相場が1ドル=106円台を割り込む場面がみられるなど円高基調のなか、本格的な個人投資家によるセンチメント改善には至らなかった。
引けにかけては資金の逃げ足の速さが上値の重しとなり、前日終値水準でのもみ合いが続いた。
なお、売買代金は概算で581.07億円。
騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり129銘柄、変わらず12銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、ストップ高となったアクセルマーク (T:3624)がトップであったほか、ジーニー (T:6562)や識学 (T:7049)が2ケタ上昇でそれに続いた。
前日に引き続き開発中のブロックチェーンゲームの一般ユーザー向けオープンβテスト実施が材料視されたアクセルマークは、東証による日々公表銘柄の指定解除なども明らかになっている。
売買代金上位では、バンクオブイノベ (T:4393)、新日本製薬 (T:4931)、メルカリ (T:4385)、オンコリス (T:4588)、UUUM (T:3990)、ミクシィ (T:2121)、TKP (T:3479)が上昇。
一方で、インパクトホールディングス (T:6067)が8%安になったほか、そーせい (T:4565)、ブシロード (T:7803)、GNI (T:2160)は軟調。