(T:7826) フルヤ金属 3220 -215急落で年初来安値。
20年6月期の営業利益予想を前期比25.6%減の33.20億円と発表。
米中貿易摩擦の長期化など不透明な要因から銀合金ターゲットの受注が減り、利益を圧迫する見通し。
ただ、イリジウム製品やHD向けルテニウムターゲットの需要は伸びると見込んでいる。
同時に発表した19年6月期の営業利益は同29.8%増の44.62億円で着地した。
薄膜やケミカルが好調に推移し、利益押し上げに貢献した。
(T:4424) Amazia 3650 +350急騰。
19年9月期第3四半期累計の営業利益を3.15億円(前年同期実績0.16億円)と発表。
マンガアプリの新規ユーザー獲得に注力したことが奏功した。
売上の伸び(前年同期比151.4%増)に対して売上原価や販管費の伸びを抑制できたことも利益拡大に寄与した。
通期予想は前期比281.4%増の3.00億円で据え置いたが、第3四半期累計時点で既に上回っており、上方修正への期待が広がっている。
(T:6195) ホープ 3730 -ストップ高。
20年6月期の売上高予想を前期比196.6%増の114.57億円と発表。
広告事業で組織体制の見直しや案件獲得計画を実行するほか、メディア事業で高付加価値サービスの拡大、エネルギー事業で規模拡大を推進する。
RPAの導入などで生産性向上にも努める。
営業利益予想は非開示。
19年6月期の営業損益は0.87億円の黒字(前期実績1.21億円の赤字)に転換。
広告事業の収益性回復などが寄与した。
(T:2488) 日本サード 878 +48急伸。
20年3月期第1四半期の営業利益を前年同期比155.6%増の0.85億円と発表している。
ICTソリューション事業や教育ソリューション事業が伸長し、利益が拡大した。
第2四半期累計予想は37.3%減の0.44億円、通期予想は前期比6.9%増の2.55億円で据え置いた。
第1四半期時点で第2四半期累計予想を上回っており、先行きへの期待が高まっている。
通期予想に対する進捗率は33.3%。
(T:4242) タカギセイコー 2748 +267急伸。
20年3月期第2四半期累計の営業利益を従来予想の6.00億円から7.90億円(前年同期実績7.33億円)に上方修正している。
国内での車両分野などが順調だったため。
また、総原価低減活動の効果が出たことも利益を拡大させる見込み。
第1四半期(19年4-6月)は25.3%増の5.44億円で着地した。
通期予想(前期比2.3%増の23.20億円)は国内外の経済状況に不透明感があるとして据え置いた。
(T:7674) NATTY 3500 +105大幅に続伸。
20年6月期の営業利益予想を前期比35.8%増の4.30億円と発表。
新規出店・採用活動を行うとともに店舗収益力の維持向上を図る。
直営店15店舗、フランチャイズ店5店舗を新規に出店する予定。
19年6月期の営業利益は88.1%増の3.16億円で着地した。
直営店やフランチャイズ店の新規出店が利益押し上げに貢献した。
2ケタの増益基調が続くことが投資家に好感され、買いが広がったようだ。
(T:4837) シダックス 232 +8急伸。
20年3月期第1四半期の営業損益を6.80億円の黒字(前年同期実績9.67億円の赤字)と発表。
コントラクトフードサービス事業でコスト管理の徹底や既存店舗の解約防止、赤字店舗の撤退や損益改善などが寄与し、黒字に転換した。
メディカルフードサービス事業やトータルアウトソーシング事業も順調に伸びた。
通期予想は前期比9.7%減の15.70億円の黒字で据え置いた。
進捗率は43.3%に達している。