9日のマザーズ指数は4日ぶり反落となった。
前日の米国株式市場では、NYダウが371ドル高と反発したほか、日経平均同様に朝方のマザーズ市場は底堅いスタートとなった。
一方で、3連休を前に上値では利益確定の売りが出たほか、前日に決算を発表したメルカリ (T:4385)が売り込まれたことでマザーズ指数の下押し圧力となった。
同社の19年6月期の営業損益は121.49億円の赤字(前期44.22億円の赤字)となり、米国事業やメルペイ事業に対する期待感がいったん後退。
指数インパクトの大きい銘柄であるだけに影響は大きかった。
なお、売買代金は概算で737.23億円。
騰落数は、値上がり127銘柄、値下がり149銘柄、変わらず17銘柄となった。
値下がり上位銘柄では、CRI・ミドルウェア (T:3698)が20%安になったほか、G-FACTORY (T:3474)やアクセルマーク (T:3624)がそれに続いた。
売買代金上位では、前述したメルカリが8%安になったほか、ブシロード (T:7803)、Amazia (T:4424)、JIG-SAW (T:3914)、弁護士ドットコム (T:6027)、サンバイオ (T:4592)が軟調。
一方で、バンクオブイノベ (T:4393)が17%高になったほか、そーせい (T:4565)、インパクトホールディングス (T:6067)、ミクシィ (T:2121)は上昇した。
なお、本日マザーズ市場に上場したステムリム (T:4599)の初値は公開価格を7.0%下回る930円となり、初値形成時の出来高は160万3100株だった。