13日のマザーズ指数は大幅続落となった。
前日の米国株式市場では、米中貿易摩擦への懸念が再び強まるなか、長期化する香港大規模デモの動向も嫌気され、米主要3指数は揃って続落。
この流れを受け、投資家心理の悪化から本日のマザーズ市場には売りが先行した。
その後は、為替相場で円高進行が一服したタイミングで、買い戻しの動きの強まる時価総額上位銘柄もみられ、マザーズ指数は下げ渋った。
しかし、前週末から業績面が悪材料視されて連日の急落となったメルカリ (T:4385)が指数の重しとなり、引けにかけてのマザーズ市場は戻りの鈍さが意識される展開となった。
なお、売買代金は概算で821.67億円。
騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり179銘柄、変わらず5銘柄となった。
値下がり上位銘柄では、前週末の決算が嫌気されたイグニス (T:3689)がストップ安になったほか、アルー (T:7043)やライトアップ (T:6580)が20%を超える下落をみせた。
売買代金上位では、前述したメルカリが10%安になったほか、GNI (T:2160)、ブシロード、Amazia (T:4424)、弁護士ドットコム (T:6027)が軟調。
一方で、上半期決算前に買い戻しが優勢となったそーせい (T:4565)が2%高になったほか、バンクオブイノベ (T:4393)、Kudan (T:4425)、ステムリム (T:4599)、ミクシィ (T:2121)、アクセルマーク (T:3624)なども上昇した。