5日のマザーズ指数は大幅反発となった。
前日の米国市場で、香港デモ問題や英国の合意なきEU離脱問題がいったん収束し、NYダウなど米主要3指数は揃って反発。
円相場が1ドル106円半ばと前日日中比で円安・ドル高方向に振れるなか、本日のマザーズ市場は買いが先行した。
また、前場中ごろより米中両国が10月前半にワシントンで貿易協議を開催するとの報道が伝わるなか、貿易摩擦に対する過度な懸念が後退したことで、個人投資家によるセンチメントが改善。
これを受け、指数インパクトの大きいマザーズ銘柄の上げが目立つなか、マザーズ指数は後場一段高となった。
なお、売買代金は概算で578.75億円。
騰落数は、値上がり202銘柄、値下がり81銘柄、変わらず7銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、「マルナポイント」実施決定が引き続き買い材料視されたITbookHD (T:1447)がストップ高となったほか、ホープ (T:6195)やシノプス (T:4428)が2ケタの上昇率。
売買代金上位では、そーせい (T:4565)、ブシロード (T:7803)、メルカリ (T:4385)、サンバイオ (T:4592)、GNI (T:2160)、ロゼッタ (T:6182)が上昇。
一方で、サマンサタバサジャパンリミテッド (T:7829)、アンジェス (T:4563)、インパクトホールディングス (T:6067)、UUUM (T:3990)は軟調。