[7日 ロイター] - 米スーパーマーケット大手クローガー (N:KR)とドラッグストアチェーン大手のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス (N:WBA)は7日、それぞれ国内店舗で電子たばこの販売を中止すると発表した。
クローガーは現在の在庫が無くなり次第、店舗とガソリンスタンドで販売を打ち切るとした。
ウォルグリーンズによると、米疾病対策センター(CDC)や米食品医薬品局(FDA)などの保健当局が電子たばこを巡る問題の調査を続けているほか、規制を導入する州や地方自治体が増えていることも理由という。
CDCによると、電子たばこに関連するとみられる肺疾患での死者は先週で累計18人に上り、肺疾患が確認されたり可能性が疑われる症例は1000人を超えた。
クローガーの国内店舗は2700カ所で、うちガソリンスタンドは1500カ所強。ウォルグリーンズのドラッグストアは約1万カ所ある。
米ウォルマートは既に数週間前に、電子たばこの販売取りやめを発表している。