(T:7599) IDOM 455 +9反発。
大和証券では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、目標株価も400円から550円に引き上げている。
需要動向や競争環境など外部要因ではなく、店舗運営の改善により業績が大幅上ブレ着地となったことは評価されるとしている。
下半期以降も適正利潤を確保した店舗運営の継続を期待と。
業績上方修正を受けた昨日は出尽くし感から急速に伸び悩んだが、本日はあらためて押し目買い優勢の動きに。
(T:6966) 三井ハイテク 1846 +101大幅反発。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資投資判断「バイ」継続で、目標株価を3000円から3100円に引き上げた。
5-7月期電機部品部門の営業利益率が想定を上回ったことは、需要の強さと生産性向上を反映したものであり、モーターコアが牽引する同部門の成長シナリオを裏付けるものと評価。
20年1月期営業益は会社計画3億円に対して5億円、21年1月期はコンセンサス12億円に対して26億円を予想。
(T:3048) ビックカメラ 1172 +50大幅反発。
前日に業績予想の下方修正を発表、2019年8月期営業益は従来予想の288億円から229億円に減額、市場予想も20億円強下回る水準となった。
長雨による季節商品の販売伸び悩みに加えて、粗利益率の低下や物流費の増加なども響いたもよう。
ただ、先週末の観測報道水準への下方修正にとどまり、短期的な悪材料出尽くし感が優勢に。
東京五輪開催効果も期待できる新年度の業績ガイダンスに関心向かう展開へ。
(T:3141) ウエルシアHD 5430 -70反落。
上半期営業利益は前年同期比2割増の180億円程度になったとの観測が伝わった。
従来予想の164億円を上回り、同期間として最高となったもよう。
採算の良い調剤販売が伸びたとされる。
9日予定の決算発表では、14%増の330億円という通期見通しは据え置く見込み。
ただ、第1四半期が3割超の増益であったこと、通期市場コンセンサスは会社計画を15億円ほど上回っていることで、サプライズは限定的な状況に。
(T:6071) IBJ 1112 -87急落。
前日に9月の月次動向を発表しており、ネガティブ材料と捉えられる形のようだ。
9月のコミュニティ有料会員数は42227名で前月比3284名減少、婚活イベント動員数は64543名で同4640名減少となっている。
前年同月比では、コミュニティ有料会員数は11.6%減で前月の7.3%減から減少幅が拡大、婚活イベント動員数は2.2%増となったが前月は同15.9%増であった。
(T:5287) イトヨーギョ 1313 +246一時ストップ高。
国土交通省では自治体向けに「無電柱化」を促進するための初めてのガイドラインを今年度中に作成する方針と、一部で報じられている。
無電柱化関連の一角として関心が向かう展開になっている。
また、大型で猛烈な台風19号が三連休に日本列島へ接近するとみられており、災害対策関連としての側面も意識される格好になっているようだ。
(T:3823) アクロディア 222 +7続伸。
KDDI (T:9433)、KDDI総合研究所らと、スマホなどで撮影したスポーツ選手の映像から、手や足の指先を含む骨格点65点の動きを認識するスポーツ行動認識AIと、センサー内蔵型ボールからスマホで取得したデータを活用して、選手の技術向上に役立つアスリート育成支援システムを開発したと伝わった。
同社ではアスリーテック対応デバイスとしてセンサー内蔵型サッカーボールを開発し、高い技術力に注目も。
(T:3193) 鳥貴族 2306 -127大幅続落。
前日に9月の月次動向を発表している。
既存店売上高は前年同月比0.1%減で、21カ月連続での前年割れとなっている。
客数が同2.1%増加した一方、客単価は同2.2%低下している。
前月の同4.1%減から減収率は大きく縮小する形となっているが、前年同月は客数が同15.3%減、売上高が同13.1%減と大幅に落ち込んでいたただけに、依然として底打ちは見えないとの見方になっているようだ。
(T:6920) レーザーテック 7580 +330大幅続伸で連日の高値更新。
野村證券では投資判断「バイ」継続で、目標株価を6467円から8383円にまで引き上げている。
複数社からの引き合いなど、先週末に伝わった一部の社長コメントを受けて、大型新製品であるAPMIのさらなる売上拡大の確度が高まったと判断しているもよう。
20年6月期営業利益は会社計画130億円を上回る145億円を予想、22年6月期には340億円の水準を見込んでいるようだ。