[23日 ロイター] - 23日に公表されたアドビ・アナリティクスの調査で、米国で車を運転する成人の40%が、将来、自動運転車の購入を考えていることが分かった。自動運転中に、軽食を取る、電話で話す、電子メールを処理するなどのことがしたい、などが理由。また、多くは自動運転中の時間に好きなポッドキャストやテレビの番組を見るなど、余暇活動に充てたいと望んでいた
調査は18歳以上の米国人1040人に実施。それによると、今後より多くの自動運転車が路上を走行することに対して心の準備があるとともに、自動運転車を自宅やオフィスの延長とする計画を持っていた。
業界の専門家らは、自動車が大半の状況下で人の介入なしにあらゆる運転に対応できるようになるまでには長年を要するとみているが、世界的な自動車メーカーやハイテク企業は、すでに自動運転車に数十億ドルを投じている。
ドライバーも、多くは購入の条件の中に自動運転機能の有無を含めているほか、コネクテッドカー(ネットにつながる車)への関心はこれまでで最も高まっており、大きな変化が目前の状況だ。
特に2000年代に成人になったミレニアル世代は、電気や水素の自動車やコネクテッドカーを最も受け入れていることも、調査で明らかになった。