[ドバイ/アブダビ/リヤド 24日 ロイター] - ソフトバンクグループ (T:9984)の創業者で最高経営責任者(CEO)の孫正義氏が、29─31日にサウジアラビアの首都リヤドで開かれる投資会議「未来投資イニシアチブ(FII)」に出席する。事情に詳しい関係筋2人が明らかにした。
関係筋によると、1000億ドル規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の2大投資家であるサウジの政府系ファンド「PIF」とアブダビの政府系ファンド「ムバダラ」の幹部と面会する機会となる見込み。
ソフトバンクはビジョン・ファンド第2弾の資金集めに取り組んでいる。ムバダラはこれまでに出資を検討していると表明。関係筋がこれまでに明らかにしたところによると、PIFは出資問題で協議を行った。ただ、どちらも今のところ決定内容を公表していない。
ソフトバンクからは今のところ孫氏の投資会議出席に関するコメントを得られていない。
孫氏は昨年、サウジのジャマル・カショギ記者の殺害事件を受けて同会議での講演を取りやめたが、リヤドは訪れていた。
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