[東京 30日 ロイター] - 日立製作所 (T:6501)は30日、傘下の自動車部品メーカーをホンダ (T:7267)系の3社と合併させる方針を固めたとの報道について、同日の取締役会に付議する予定であり、決定次第速やかに公表する、とのコメントを発表した。ホンダも、「本件内容については検討中」としている。
30日付読売新聞朝刊によると、日立の完全子会社「日立オートモーティブシステムズ」と、ホンダが筆頭株主となっているケーヒン (T:7251)、ショーワ (T:7274)、日信工業 (T:7230)の3社を合併させる。
日経新聞電子版は、日立が新会社株の7割弱を保有し、残りはホンダが出資するとしている。新会社の売上高は2018年度の単純合算で約1兆8000億円となり、国内3位となる見通しという。