7日のマザーズ指数は反発となった。
前日の米国株式市場で、米中首脳会談の開催時期が12月となる見込みであると報じられたことで貿易摩擦解消期待が後退したなか、円相場も1ドル=109円を割り込んだ。
これを受け、本日のマザーズ市場には朝方からやや売りが先行した。
一方で、決算後の市場反応が注目されていた東証1部のソフトバンクG (T:9984)が急速に下げ幅を縮小したことから、個人投資家のセンチメントにも好影響を与え、マザーズ銘柄に対する買い戻しの動きも散見された。
その後もマザーズ指数はプラス圏での推移となったが、明日の決算発表ラッシュのピークを前に、物色の広がりはみられず、積極的な上値追いには至らなかった。
なお、売買代金は概算で523.99億円。
騰落数は、値上がり141銘柄、値下がり141銘柄、変わらず19銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、業績面が好感されたホープ (T:6195)やAmazia (T:4424)のほか、霞ヶ関キャピタル (T:3498)などがストップ高水準まで買い進まれた。
売買代金上位では、ブシロード (T:7803)、ラクス (T:3923)、ロゼッタ (T:6182)、JIA (T:7172)、マネーフォワード (T:3994)、エディア (T:3935)、チームスピリット (T:4397)が上昇。
一方で、セルソース (T:4880)が8%安になったほか、中村超硬 (T:6166)、ジェイック (T:7073)、そーせい (T:4565)、サンバイオ (T:4592)、メルカリ (T:4385)、ナノキャリア (T:4571)、ALBERT (T:3906)は軟調。