木徳神糧 (T:2700)は7日、2019年12月期第3四半期(19年1月-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比2.1%増の870.62億円、営業利益が同67.6%減の2.10億円、経常利益が同63.7%減の2.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同69.4%減の1.30億円となった。
売上高については、主力の米穀事業において、業務用精米の販売が減少したが、卸業者間の玄米販売の数量が増加したことで国産米の販売については前年同期並みとなった。
また、ミニマム・アクセスによる外国産米の販売が前年同期と同程度となり、増収となった。
損益面については、米穀事業における業務用向けの値ごろ感のある原料の調達が難航し、価格競争も激化し利益率が大幅に低下した。
加えて物流費や人件費等の経費が嵩み減益となった。
2019年12月期通期については、売上高が前期比1.4%増の1,160.00億円、営業利益が同62.6%減の3.00億円、経常利益が同63.8%減の3.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.4%減の2.00億円とする11月1日に修正した業績予想を据え置いている。