農業総合研究所 (T:3541)は8日、大阪府摂津市にある物流拠点「摂津センター」を拡張したことを発表。
同社が展開する農産物流通システム「農家の直売所」は、登録生産者数、店舗数ともに順調に増え続けており、取り扱う農産物の流通量も拡大している。
「摂津センター」は、かねてより和歌山県等からの商品を集約する物流拠点として機能していたが、流通量拡大に伴い手狭となっていた。
今回の拡張に伴い、これまで関西地方の一部集荷場で行っていた商品の集約作業を同センターにまとめることが可能となり、コスト削減やリードタイムの短縮、販売先店舗の選択肢拡大が実現できるという。
今後は、同センターのさらなる拡張の検討を進め、遠方産地からの農産物供給増加にも対応し、拠点間物流を強化させる。
また、センター内にて商品の袋詰めやバーコードシール貼付等の加工作業も行い、生産者の作業負担の減少と流通総額の拡大を目指すとしている。