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アドバネクス---2Qは大幅営業増益、日本で自動車向けが堅調に推移

発行済 2019-11-12 14:47
更新済 2019-11-12 15:21
© Reuters.  アドバネクス---2Qは大幅営業増益、日本で自動車向けが堅調に推移

アドバネクス (T:5998)は11日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)の連結決算を発表した。

売上高が前年同期比0.1%減の104.73億円、営業利益が1.50億円(前年同期は0.02億円の利益)、経常利益が同49.1%減の0.47億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.17億円(同0.43億円の損失)となった。

地域別の各セグメントの業績として、日本の売上高は前年同期比4.8%増の42.50億円、セグメント損失は0.36億円(前年同期は1.07億円の損失)となった。

自動車向けが堅調に推移した。

米州の売上高は前年同期比2.2%減の11.79億円、セグメント損失は1.32億円(前年同期は2.05億円の損失)となった。

自動車向けが低調だったことに加え為替の影響があったが、メキシコ工場の自動車向け生産ラインが一部稼働したことに伴い損失が圧縮された。

欧州の売上高は前年同期比0.7%減の10.13億円、セグメント利益は同38.3%減の0.47億円となった。

航空機向けが好調に推移したが為替の影響があった。

アジアの売上高は前年同期比4.2%減の40.28億円、セグメント利益は同14.9%増の2.83億円となった。

米中貿易摩擦の影響により中国事業が低調に推移した。

また、インド工場の立上げコストが嵩んだが、インドネシア工場の収益が改善した。

2020年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比4.4%増の219.00億円、営業利益が同396.1%増の3.30億円、経常利益が同274.1%増の2.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.50億円とする期初計画を据え置いている。

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