Orchestra Holdings (T:6533)は14日、2019年12月期第3四半期（19年1-9月）連結決算を発表した。
売上高が前年同期比29.2%増の67.19億円、営業利益が同0.8%減の3.69億円、経常利益が同1.1%増の3.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.6%減の2.10億円となった。
デジタルトランスフォーメーション（DX）事業の好調により売上高は大幅増、一方でクラウドインテグレーション事業への先行投資による負担増により、営業利益は減少となった。
デジタルトランスフォーメーション（DX）事業の売上高は前年同期比282.7％増の17.79億円、セグメント利益（営業利益）は同154.4％増の2.78億円となった。
IT利活用の多様化・高度化に伴い拡大するIT需要を取り込み、各種Webシステム開発、スマホアプリ開発、クラウドインテグレーション等の案件受注が順調に拡大している。
デジタルマーケティング事業の売上高は前年同期比5.0％増の47.01億円、セグメント利益（営業利益）は同3.1％増の6.39億円となった。
主力サービスである運用型広告を中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に推移している。
その他の事業の売上高は前年同期比0.7％減の2.79億円、セグメント利益（営業利益）は同3.8％減の0.12億円となった。
2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比30.9%増の95.00億円、営業利益が同20.2%増の5.70億円、経常利益が同23.7%増の5.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.0%増の3.92億円とする2月14日に公表した業績予想を据え置いている。