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18日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で4日ぶり反落、医薬品セクターに売り

発行済 2019-12-18 16:56
更新済 2019-12-18 17:21
© Reuters.  18日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で4日ぶり反落、医薬品セクターに売り

18日の中国本土市場は小幅に値下がり。

主要指標の上海総合指数は、前日比5.38ポイント(0.18%)安の3017.04ポイントと4日ぶりに反落した。

上海A株指数も下落し、5.63ポイント(0.18%)安の3161.37ポイントで取引を終えている。

利食い売り圧力が意識される流れ。

上海総合指数は17日まで急ピッチに上昇し、足元で約3カ月ぶりの高値水準を更新していた。

もっとも、大きく売り込む動きはみられない。

政策期待の高まりが支えとなった。

本土では来年も金利の低下、インフラ投資の拡大がさらに進むとの観測が流れている。

指数はプラス圏で推移する場面もみられた。

業種別では、医薬品の下げが目立つ。

薬明康徳(603259/SH)が3.2%安、華北製薬(600812/SH)が2.9%安とそろって反落した。

年初から前日までの上昇率は薬明康徳で84%、華北製薬で161%。

今年の医薬品株は全般的に大きく買われていたこともあり、年末を前にいったん利益を確定する動きが散見された。

このほか公益株、資源・素材株、食品飲料株、自動車株、不動産株なども売られている。

半面、金融株の一角はしっかり。

招商銀行(600036/SH)が1.3%高、中信建投証券(601066/SH)が2.1%高で引けた。

一方、外貨建てB株はまちまち。

上海B株指数が0.61ポイント(0.24%)安の252.30ポイント、深センB株指数が3.02ポイント(0.33%)高の920.84ポイントで終了した。

【亜州IR】

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