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三機工業 Research Memo(6):“Century 2025”計画は2020年3月期からPhase2へ(1)

発行済 2019-12-24 15:06
更新済 2019-12-24 15:21
© Reuters.  三機工業 Research Memo(6):“Century 2025”計画は2020年3月期からPhase2へ(1)
1961
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■中期経営計画1. “Century 2025”計画:Phase1からPhase2へ三機工業 (T:1961)は2017年3月期から創立100周年の2026年3月期に向けて、10年間の長期ビジョン“Century 2025”を発表している。

この長期ビジョンの最終目標を「選ばれる会社」と定め、その目標達成のために10年間を3つのPhaseに分け、中期経営計画に基づく事業戦略を推進していく方針を掲げている。

この中期経営計画のPhase1の定量的目標は2019年3月期に売上高1,950億円、営業利益75億円であったが、これは既に達成されている。

2. Phase2:「基本方針」はPhase1を継承“Century 2025”は2020年3月期からPhase2に入っているが、Phase1での施策が着実に効果を表してきているため、その基本方針を、以下のように定めている。

(1) Phase1での施策「技術」と「人」の「質」への更なる追求を継続し、Phase1からの重点施策である、「コア事業の強化」、「成長戦略の推進」、「三機ブランドの向上」を引き続き遂行する。

(2) 「財務・資本政策」と「ESG方針」の開示及び「情報発信力の強化」により企業理解を促進する。

これらに取り組むことで「信頼」を高め、次のPhase3でより「選ばれる」会社を目指す。

3. Phase2:コア事業の強化要素技術を高め、安定成長を図るため施策を実行する。

なお「ファシリティシステム事業」は2020年3月期からコア事業の一つとして建築設備事業から切り出される。

4. Phase2:成長戦略の推進未来に向けた技術と領域の成長のための施策を実行する。

5. Phase2:三機ブランドの向上「三機らしい」人財育成と社会貢献のための施策を実行する。

6. Phase2:財務・資本政策中長期的な企業価値向上のため、財務・資本政策を実行する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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