[東京 4日 ロイター] - 武田薬品工業 (T:4502)の広報担当者は4日、同社が新型コロナウイルス感染者や感染リスクの高い人向けの治療薬の開発に取り組んでいるとの米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道について、おおむね正しいと述べた。
WSJが関係筋の話として伝えたところによると、同社の試験薬は回復した患者の血液を成分としており、研究者らは回復した患者の体内で作られた抗体が、新たな感染者の免疫システムを高め、感染を防ぐこともできると期待している。同社は今後9─18カ月以内の実用化を目指している。