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ダイナック Research Memo(5):店舗数の伸び悩みなどで業績は低調推移も、受託ビジネスは着実な成長を実現

発行済 2020-03-12 15:15
更新済 2020-03-12 16:01
© Reuters.  ダイナック Research Memo(5):店舗数の伸び悩みなどで業績は低調推移も、受託ビジネスは着実な成長を実現
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■ダイナックホールディングス (T:2675)の業績の動向1. 過去の業績推移過去の業績を振り返ると、売上高は店舗数の拡大により2015年12月期にピークを迎えたが、その後は伸び悩み、2018年12月以降は、厳しい業界環境が続くなかで、不採算店舗の閉店なども重なり、低調に推移している。

また、利益面でも、採用難を背景とした人件費の増加などにより、営業利益率は下降線をたどってきた。

ただ、受託ビジネスに目を向けると、毎年着実に案件を獲得しているゴルフクラブレストランを始め、持続的な成長を実現している。

また、自己資本比率は30%前後の水準で推移している一方、ROEは利益水準に連動して低下傾向にある。

資本効率性の向上は収益力の改善と同様、今後の課題と言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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