[フランクフルト 23日 ロイター] - 独ダイムラー (DE:DAIGn)のケレニウス最高経営責任者(CEO)は、ハンデルスブラット紙に対し、新型コロナウイルス対策として国内の主要工場で生産を停止している状況だが、資金は潤沢にあり、公的支援を申請する必要はないとの見方を示した。
同CEOは、「現時点で公的支援は不要。全般に、業界における危機前の受注状況はきわめて良好だった」と述べたという。
困窮している供給元を支援するかとの質問には、「われわれは供給元と耐えず協議し、意見を聞いている。これまでのところ、(資金)流動性が問題となった例はない」と述べた。