本日のマザーズ指数は大幅に6営業日続伸となった。
米国市場の大幅な上昇については既に織り込まれていた中、主力市場では売りが先行。
その反面、新興市場には前週の流れが継続し資金が流入する格好に。
マザーズ指数も上昇して始まると、直近IPO銘柄を中心に物色され、その後も指数は堅調に推移、後場半ばには765.34ptまで上げ幅を広げる展開。
その後、大引けにかけては若干利食いが出たものの、終日強い値動きとなった。
なお、マザーズ指数は大幅に6営業日続伸、売買代金は概算で1569.20億円。
騰落数は、値上がり242銘柄、値下がり71銘柄、変わらず10銘柄となった。
個別では、調剤薬局向けオンライン服薬指導支援システム事業を9月から開始すると発表したメドレー (T:4480)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
ビザスク (T:4490)、サイバーセキュリティクラウド (T:4493)、MacbeeP (T:7095)、関通 (T:9326)など直近IPO銘柄にも引き続き資金が向かった。
AI・高性能チャットボット「スグレス」の全国自治体への無償提供について、福岡県宮若市と兵庫県赤穂市等の導入を発表したALBERT (T:3906)、企業のデマ情報対策支援として、ソーシャルリスニングサービスを初月費用無料で提供開始すると発表したアディッシュ (T:7093)などもそれぞれ大幅高。
会社発表を受けて、オンラインセミナーの需要拡大期待が改めて高まったJストリーム (T:4308)も一時1885円まで急伸。
その他、アンジェス (T:4563)、メルカリ (T:4385)、TKP (T:3479)、PKSHA (T:3993)などが買われた。
一方、NexTone (T:7094)、サンバイオ (T:4592)、メドレックス (T:4586)、Amazia (T:4424)、Aiming (T:3911)などが売られた。