[22日 ロイター] - ビデオ会議システムの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ (O:ZM)は22日、暗号機能を強化した最新版のビデオ会議アプリ「ズーム5.0」を週内に公開すると発表した
ズームは、たった3カ月弱で1日当たりのユーザーが1000万人から2億人に急増した。しかし、招待されていない見知らぬユーザーが招待制の非公開の会議に押し入る妨害行為「ズーム爆弾」が多発している。
ズームは、パスワード保護や会議参加者のチェック機能強化などユーザー・インターフェースにいくつかの変更を加えたと指摘。同社が中国のサーバーを経由してデータの一部を転送したとの批判に対しては、アカウント管理者によるデータセンターの地域選択を可能にしたとした。
ズーム株価は序盤の取引で3%超上昇。