[ストックホルム 23日 ロイター] - スウェーデンのボルボ (ST:VOLVb)が発表した第1・四半期決算は、調整後の営業利益が減少したが、市場予想は上回った。
新型コロナウイルスの感染拡大でトラックの販売・受注が減少したが、サービス収入は堅調だった。
トラックは発注のキャンセルが相次ぎ、3月末以降、純受注がマイナスになっているという。
第1・四半期の調整後の営業利益は71億スウェーデンクローナ(7億0400万ドル)。前年同期は127億クローナだった。リフィニティブがまとめた市場予想の60億クローナを上回った。
マーティン・ルンドステッド最高経営責任者(CEO)は「欧州、北米、ブラジルで4月末に低水準で慎重に製造活動を再開することが目標だ」と表明。「その上で、これまでより少ない新たな受注水準に対応して段階的に生産を増やす」と述べた。
第1・四半期の受注は前年比で16%の減少にとどまったが、3月の受注は前月比で75%減少しており、その後、純受注はマイナスになっているという。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200423T085511+0000