[ソウル 24日 ロイター] - 韓国鉄鋼大手ポスコ (KS:005490)が24日発表した第1・四半期決算は、連結営業利益が前年同期比41.4%減の7050億ウォンとなった。新型コロナウイルス感染拡大で需要が急減した。
ただ、リフィニティブのスマートエスティメーツによるアナリスト14人の予想平均5780億ウォンは上回った。前年同期は1兆2000億ウォンだった。
同社は鉄鋼需要の低迷が続くとみて、通年の連結売上高見通しを57兆5000億ウォン(465億ドル)とし、1月時点の63兆4000億ウォンから引き下げた。
第1・四半期の売上高は9.2%減の14兆5000億ウォン。純利益は44.2%減の4350億ウォンだった。
0150GMT(日本時間午前10時50分)現在、ポスコの株価は決算発表後もほぼ変わらずで推移している。