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東証続伸、米株先物の堅調推移が支援

発行済 2020-05-18 15:48
更新済 2020-05-18 15:54
© Reuters.

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価は続伸した。前週末の米国株主要3指数がプラスで取引を終えた流れを引き継ぎ、小幅高で始まった。その後、軟化して瞬間的に2万円を割り込む場面があったものの、時間外取引で米株先物が堅調に推移したことを眺めて上値を追う展開に変わった。

世界各国の経済活動再開への期待がある一方、米商務省が華為技術(ファーウェイ)への半導体輸出規制を強化するとし、米中の通商関係の対立が再び激化することへの懸念が出ている。投資家心理は両者の綱引き状態で、相場も大きく方向感が出づらかった。その中で、時間外取引の米株先物がしっかりした動きとなったことは日本株の支援となった。

TOPIXは続伸。東証33業種では、鉱業、水産・農林、情報・通信、パルプ・紙などが値上がり率上位にランクイン。半面、鉄鋼、空運、繊維などが値下がりした。

市場からは「このところ牽引してきたハイテク関連で利食い売りが出た一方、通信や食品などディフェンシブ系が買われた。先々の回復期待はあるものの、慎重な見方も出ている」(松井証券のシニアマーケットアナリスト、窪田朋一郎氏)との指摘が聞かれた。

個別では決算内容を材料にした売買が目立った。アイ・アールジャパンホールディングス (T:6035)はストップ高。2021年3月期の連結売上高が前年比10.6─17.2%増になりそうだと15日発表。堅調な業績予想が好感された。

一方、ゆうちょ銀行 (T:7182)は大幅安。15日発表した21年3月期の純利益予想が前年比26.8%減の2000億円と、市場予想を下回ったことがネガティブサプライズと受け止められた。このほかレナウン (T:3606)がストップ安比例配分。15日に民事再手続きに入ったと発表したことが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり1251銘柄に対し、値下がりが844銘柄、変わらずが76銘柄だった。

日経平均 (N225)

終値      20133.73 +96.26

寄り付き    20097.62

安値/高値   19,999.10─20,197.59

TOPIX (TOPX)

終値       1459.29 +5.52

寄り付き     1457.78

安値/高値    1,450.35─1,463.07

東証出来高(万株) 121082

東証売買代金(億円) 20037.29 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200518T064717+0000

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