[北京 27日 ロイター] - 中国の自動車メーカー、広州汽車集団(GAC) (SS:601238)は、新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、今年の年間販売目標を3%増で据え置く方針を示した。
同社はトヨタ自動車 (T:7203)、ホンダ (T:7267)、FCA (MI:FCHA)と提携している。
GACの曾慶洪会長がロイターの質問に書面で回答した。
同社は中国南部の広州を拠点としている。中国の自動車販売は新型コロナの感染拡大で打撃を受けたが、同社は現在、事業の再生計画を検討しているという。
部品のサプライチェーンの80%以上は現地化されており、輸入部品の在庫も2-3カ月分ある。短期的に部品の供給が不足するリスクはないとしている。
今後は電気自動車の輸出を検討するほか、FCAとの合弁事業で電気自動車の新モデルを投入する予定という。