[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米JPモルガン・チェース (N:JPM)の法人・投資銀行部門トップ、ダニエル・ピント氏は、マーケット部門の第2・四半期の収入が前年同期比で50%以上増加するとの見通しを示した。債券・株式トレーディング収入が極めて好調という。
アライアンス・バーンスタイン主催のオンライン会議で述べた。
同氏は、第2・四半期の投資銀行事業の手数料収入が10%台半ばから後半のペースで増加すると表明。合併・買収(M&A)は「恐らく15-20%減る」との見方も示した。
ウォール街の金融機関の取引高は3月と4月に記録的な高水準に達しており、同氏は取引高の正常化が始まりつつあると指摘。今年末には前年並みの水準になると予想した。