[JASDAQ市況]JASDAQ平均 3442.69 +63.85/出来高 2億8081万株/売買代金 820億円J-Stock Index 3390.02 +87.21 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに大幅上昇となった。
値上がり銘柄数は545(スタンダード512、グロース33)、値下り銘柄数は83(スタンダード80、グロース3)、変わらずは22(スタンダード22、グロース0)。
本日のJASDAQ市場は、コロナ第2波の懸念はあるものの、米国のFRBが大規模な金融緩和を発表したことで個人投資家のリスクセンチメントが大幅に改善し上昇してのスタートとなった。
寄り付き後も全面的なリスクオンのムードから徐々に上げ幅を拡大し、さらに、お昼休み中に日銀の政策決定会合が終了し、「日銀が新型コロナウイルス特別対応資金繰りプログラム枠を75兆円から110兆円に拡大」と市場に伝えられたことで一段と上げ幅を拡大し、ほぼ高値引けで取引を終了した。
また、トランプ米大統領がインフラ整備に1兆ドルとの報道も伝わっており、米株先物が時間外取引で上昇していることも相場の上昇に寄与したもよう。
個別は、子会社がクラウドファンティングを開始すると発表したSAMURAI (T:4764)が13%を超える上昇となり、政府が入国緩和第一弾を調整との報道を好感してABホテル (T:6565)は11%を超える上昇となった。
また、本日に決算発表を控えている日本フォームがストップ高となった。
そのほか、リバーエレテック (T:6666)、ブロードバンドセキュリティ (T:4398)、ベクター (T:2656)などが高い。
一方、2日連続のストップ高となったレカム (T:3323)が利食い売りに押され13%を超える下げとなり、同じく、昨日にストップ高まで買われたメディシノバ (T:4875)は利食い売りに押され11%を超える下げとなった。
また、立ち会外分売の実施で需給悪化したテイン (T:7217)が4%を超える下げとなった。
そのほか、OSGコーポ (T:6757)、ストライダーズ (T:9816)、京極運輸 (T:9073).が安い。
JASDAQ-TOP20では、ベクター (T:2656)、セプテーニHD (T:4293)、UTグループ (T:2146)が上昇した。